梅雨入りが近そうですね、ユカ@328 HOSTEL&LOUNGEです。
横浜生まれ、東京育ちの私は、温泉といえば伊豆方面という思い込みが子供時代からあります。
外出自粛のストレスから開放され、これから政府お墨付きの“Go To キャンペーン”が始まるとのことで、国内旅行を検討されている方が多いかと思います。
よって今回は、私の大のお気に入り、みなさまへのオススメの温泉を、こそっとお伝えします。
1. 竹倉温泉 みなくち荘
以前は、宿も経営されていたようですが、現在は日帰り温泉のみ。あたりは畑と、地元の氏神様しかない。ほんとなーんもない所にあります。私が行ったときは、地元の方々が入れ替わり立ち替わり入ってきては、ザブーンと15分くらい浸かって帰って行きました。
泉質は、鉄分たっぷりの赤湯です。色々なWebサイトに、身体中が真っ赤に染まる、とか書いてあったけれど、それはさすがにオーバーな気が・・・。温度が熱めだから、それで真っ赤にはなりますが・・・。
でも、お湯に入った時から鉄分の匂いが半端なくするので、なんだか自分が「鉄男」(80年代のカルトムービー)になった気分を味わえます。
子供用プールのような赤褐色の湯船につかりながら、のんびりと畑をながめていると、白鷺がスーッと飛んできて目が合いました。眼福、眼福。
最寄り駅はJRの三島駅になりますが、そこからバスで30分くらいかかりますので、車がある方は車で行ったほうがいいかなぁ・・・。みなくち荘さんの前に、駐車場もあります。
2. 畑毛温泉 誠山
畑毛温泉は、「ぬる湯」と呼ばれる温度が極端に低い湯で有名な、知る人ぞ知る温泉です。泉質は単純アルカリ温泉で、無色透明でさらっとしています。
場所も静かな山間地。宿もこじんまりした湯治向けの宿なので、基本は2~3泊して、みかんでも食べながらまったり・・・なんでしょうが、こちらは日帰り温泉もやってくれています。
私が行った日は、道の駅をバンで寝泊りしながら旅をしているという、バッパーならぬ、バンパー(?)老夫婦の夫人の方が先客としていらっしゃいまして、新入りが入ってくるたびに「あら~、あんたどこから来たの?」と、話しかけるのを繰り返していて面白かったです。
JR東海道線の函南という、熱海の次の駅が最寄り駅。駅前から畑毛温泉にあるお宿に向けて、送迎バスが出ていてますので、熱海はオーバーツーリズムだなぁと思っているバッパーの方は、旅の疲れを癒しにぜひこちらに立ち寄ってもらいたいものです。
ちなみに源泉の温度は34 – 37℃なので、すごくぬるいです。しかし誠山さんでは、沸かしてくれているお湯もあります。交互に入ってそのぬるさを楽しむもよし。夏場なら熱すぎなくてなおよし、です。青い空がぽっかりのぞめる、気持ちのいい露天風呂もあります。
3. 箱根 U温泉(トップシークレット)
なぜU温泉なのか・・? ここは箱根にあるゲストハウス、〈ねんねこや〉さんに宿泊したときに、オーナーのレナさんに教えていただいた秘密の温泉だからです。
写真撮影禁止、ルールを守れない者はお断り、日帰りですが金額もそれなり(でもその価値あり)的な、行くのに少し覚悟のいる温泉です。
どこか知りたい方は、ぜひ箱根の〈ねんねこや〉さんに行って聞いてみてくださいね!