墨田長屋のユリです。
皆さん元気にお過ごしですか?
私は湿気や暑さに弱く、毎年梅雨から夏にかけては必ず体調を崩してしまいます。今年は特に雨が多く、色々なところで豪雨被害が出てしまいましたね。コロナもあり皆さん、心も身体もお疲れ気味だと思いますが、どうかお気をつけてお過ごしくださいね。
前置きはこれくらいにして、今回は、私の好きな建築家さんのお話です。
日本の建築家では、藤森照信さんが一番好きです。
建築に興味のある方でしたらご存知かもしれませんが、彼の作品はかっこいい、というよりは、自然と調和していて気持ちがほっこりとなるような建物が多いです。
私が一番好きなのは【高過庵】。
これはツリーハウスのように見えて、実は高さ6mの木の上に建つ、茶室なんです。名前もシャレが効いているし、「世界でもっとも危険な建物トップ10」に選ばれたこともあるそうです。これを知ってから俄然興味が湧いてきて、実物を見に行きました。(ちなみに【低過庵】もあります。)
他に見に行ったのは、高過庵のすぐ近くにある【神長官守矢 史料館】。
高過庵も神長官守矢史料館も、長野県茅野市にあるのですが、こちらの史料館は諏訪神社で行われる神事「御頭祭」の復元展示だそうです。建築史にも詳しい藤森さんらしく、壁にはワラを練りこみ、あえて縄文の世界を表現しています。
一番印象的だったのは、静岡県掛川市の【ねむの木こども美術館 どんぐり】。
ここに通う子どもたちが描いた作品を展示するための美術館です。展示してある絵も、とても素晴らしいです!
この屋根の可愛らしさに、ちょっと感動してしまいました。屋根の上にも草木が生えていますよ! ここは本当にオススメです。
紹介しようと思ったきっかけは今、映画館でやっている「風の谷のナウシカ」を観て、こちらを思い出したからです。
藤森さんの建築はまだまだあります。よかったら検索してみてください! そして皆さんも、ぜひ行ってみてください!!
私も落ち着いたら、再び足をのばそうと思っています。