おかえりびと

韓国人は、チンジョラダ〜

 

YAWP!のタクロウ、一発目の“おかえりびと”投稿です!

僕は今も現役、ゴリゴリのバックパッカーです。
“いつでも旅に出たい”症候群で、旅はもはや特別でもなんでもなく、TSUTAYAに行くような感覚です。

10年前に、世界を一周した経験もありまして、これまでに訪問した国は46ヵ国です。そのすべての国について、ここで語れるネタ話が最低でも一つはありますので、やろうと思えば46回以上の連載にすることができるのですが(笑)。それはさすがに多すぎるかな〜と思いますので、まずは特に好きな国々の話からします。

今回は、その中でも一番訪問回数の多い、韓国の話です。

 

僕は世界を一周する際に、「飛行機を使わない」というアホなルールを設定しましたので(途中で諦めましたが、実際にスペインまでは陸移動しました)、僕は日本の下関港を出て、船で向かった最初の国が、韓国でした。それが僕にとっての、初めての韓国訪問です。

釜山に着き数日間、旨い海鮮や賑やかな市場を楽しんだ後、バスで二時間くらいの距離にある古都(日本でいうと奈良みたいな感じ)、慶州に移動しまして。古都なので、街のいたるところに寺などの歴史的建造物があり。さらには街からちょっと離れた山の中に、ソックラムという有名な仏像があると聞き、そこに向かいまして。

行きはバスでのんびり、山に着いてから登り&下りを4時間くらいして、またバス乗り場に戻ったところ、「あれ? バス、もうないじゃん・・」。観光地なのに、仏像を見に来る人はそんなにいないのか、最終のバスが夕方の5時くらいでして! 終わるの、はやっ!!

街までは歩けるような距離ではなく、タクシーもしばらく待ちましたが全然通らない。「こりゃ困ったぞぉ〜」ということで、ヒッチハイクをすることを決断! 日本では何度かやったことがありますが、海外ではこれが初でした(以後、世界中でやりましたが)。

そして親指を立てて待っていると、走って来た最初の車が、いきなり止まってくれまして。僕の海外初ヒッチハイクは、打率100%!! 車の主は、僕より少し若いくらいのカップルで。「街に帰りたいんだけど、バスがもうなくて・・・」と伝えると、「全然OK!  乗っていいよ!!」と。車が走り出すと、彼氏さんが「ところで◯◯には行った?」と僕に聞いて来まして。

僕の慶州滞在はそれが初日で、ソックラム以外にはまだどこにも行っていなかったのでそれを伝えると、なんと「じゃあこれから、メインどころの観光地に連れて行くよ」となり。いきなりの、ツアーガイド宣言!! 僕はただ、街まで乗せてもらえればありがたい、と思っていただけなのに、その夜は彼らとしばらく一緒にいることになり、夕食も供にしまして。

最後はきっちり宿まで送っていただき、さらには電話番号を紙に書いて渡され、「何か困った事があったら電話して〜」と。

韓国人、激アツですよ!! 超・チンジョラダ(親切だ)!!!

僕は電話をかけませんでしたので、再会はしていませんが、彼らから受けたこれらの親切は、ものすごく記憶に残っています。

その後、ソウルのゲストハウスでもスタッフのイプニ(カワイコちゃん)が、ダラダラ過ごしているだけの僕に、毎日わざわざ昼ご飯を作ってくれたりして。いやぁ、ほんとチンジョラダ〜。カムサハムニダ〜。

日本人って、受け身ではあるものの、とても親切じゃないですか。それは韓国人も、負けず劣らずですよ! それから今日までの10年間に僕は五度、韓国を訪問していますが、嫌な思いをした事なんて一度もないです!! 粋でナイスな、友達が増える一方です!!!

結局、こういう一つ一つの経験の積み重ねが、旅先での「いいところだな」「この国、好きだなぁ」に繋がりますよね。

観光地に行って、有名な建造物やキレイな景色を見たところで、そこには物語がないからツマらん! 旅の記憶は、“人”がつくります!

 

次回は、思いっきり内戦中の、シリアの話をします!!

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