おかえりびと

「もう一度見たい世界の絶景」シリーズ ③

 

2020年最初の記事ですが、世界の絶景シリーズとしては最終回!

今回の話題は、カナダのイヌビック、モンゴルのウランバートル郊外に続き、メキシコ北部の自然保護区クアトロ・シエネガスです。

 

クアトロ・シエネガスは、チワワ太平洋鉄道で有名な砂漠地帯にある小さな町で、知る人ぞ知る絶景スポットです。実際、うちに宿泊したメキシコ人ゲストにこの場所の話をしても、ピンとこない方が多いので、あちらでもそう有名じゃないんでしょうねぇ。

しかし、遠いです。私はメキシコシティから飛行機でモンテレーまで行き、そこからモンクローバーという町まで長距離バスを乗り継いで、約6時間くらいかけて辿り着きました。東京からでいうと、ほぼ丸一日かかります。

 

余談ですが実は私、ここでもやらかしてまして、「現地に行けばなんとかなるっしょ」と宿の予約もせずに深夜0時に町に到着。バスターミナルから一番近いゲストハウスを訪ねたのですが、当然すでに受付はCLOSEDで・・・。

しかし、粘って「オラ、オラ(これはスペイン語の「こんにちは」です)」叫んでいたら、ありがたいことにオーナーさんに門を開けていただき、さらに親切なことに、他の宿にもあたってくれまして・・。でも結局、その日空いているゲストハウスはみつからず、結局、ここの宿の誰かさんが使ったあとの部屋にとりあえず入れてもらい、ベッドの上に寝袋を出して寝て、朝を待つことになりました。

ああ、こんなことばかりをやっていたから、ゲストハウスのオーナー業で私も今、深夜に突然現れるウォークイン(業界でいうところの予約なしでこられるゲストのこと)さんに起こされているわけですよね・・・。悪いことをやったら、巡り巡って自分にもまわってくるってもんです。

 

さて、話は戻ってクアトロ・シエネガスです。砂漠のガラパゴスと言われているこの自然保護区には、ガイドさんと一緒でないと、立ち入ることができません。

ここだけにしか生息しない希少種の動植物をはじめ、透明感が半端ない青い池や、ポコポコという音とともに湧き出る泉、BBQ場も併設している泳げる川などなど、観るべき箇所がいくつもあるのですが、特に私が気に入ったのが、石膏の砂漠という意味の白砂漠、Las dunas de yeso(ラス・ドゥーナス・デ・イェソ)です。

天候にもよるとは思いますが、私が行った日は澄み渡るような青空で、その空の青さと砂の白さのコントラストの美しいこと・・・。

ご存知の方がいたら嬉しいのですが、『不思議惑星キン・ザ・ザ』という、ゆるいSFロシア映画が私はとても好きでして、この砂漠は、その舞台になった異世界(不思議惑星)に来てしまった感覚を味わえます。

 

また、砂漠に辿りつく前に草の生えている場所をジープで通るのですが、草陰から、草原ウサギがぴょこぴょこ顔を出したりして、女性心にはツボでした。ガイドさんもわかっていて、イチイチ車を止めてウサギチェックしてくれるんですよね。こーゆー、自身は飽きていても、観光客には「してやらなきゃならん」的な感じって、私、嫌いじゃないです。入場制限があるので、場所によってはその時々で行けなかったりもしますので、特別感もありますよ。

 

以上、私のおすすめ、そしていつか機会があったらまた見てみたい絶景。これにて3部作終了で す。

これを読んでくださった皆さんと、一押しの絶景スポットの話を、いつかうちの宿でお茶をしながらしたいものです。皆さんからも、「私はここに行ったことあるよ〜」がありましたら、ぜひお話を聞かせてくださいね。

 

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